鈴木知事、指導など従わない事業者を公表できるよう条例見直しを検討へ 倶知安の無許可森林伐採問題で
2025年 7月 4日 17:44 掲載
北海道の倶知安町で無許可で森林が伐採されていた問題で、鈴木知事は4日、指導などに従わない事業者を公表できるよう条例の見直しを検討する方針を明らかにしました。
北海道 鈴木直道知事:
「勧告公表などについては迅速かつ効果的に対応が可能となるように、これはまず条例に基づいた手続き、この部分を点検してその見直しを検討したい」
倶知安町巽地区の建設工事現場では、道の許可が無いまま約3.9ヘクタールの森林が伐採されたほか、都市計画法による許可申請がないまま開発が行われ、事業者が工事停止の勧告を受けています。
4日、鈴木知事は指導などに従わない事業者について、今後は公表が可能になるよう条例の見直しを検討していることを明らかにしました。
また道によりますと、道が3日に今回の事業者に対し法令を順守するよう申し入れを行った際、事業者から謝罪があったということです。