栗山CBOが鈴木知事にファイターズ2軍移転の意向表明を報告 道内自治体は期待の声 期成会発足で熱い視線も
2025年 7月 7日 16:16 掲載
ファイターズは2軍施設の移転先では「まちづくり」も一緒に行っていきたいとしています。札幌圏の自治体からは早くも期待の声が上がっています。
北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO)
「ファイターズの拠点が出来ることによって地域がさらに活性化したり地域の子どもが夢をもったり、僕らが恩返しを地域に何が出来るのかすごく考えて話しをさせてもらっている」。
球団は、移転後の2軍本拠地には野球施設だけではなく、周辺に商業施設や住宅街宿泊施設も作ることで新たな「まちづくり」に挑みたいとしています。
球団のチーフ・ベースボール・オフィサーを務める栗山英樹さんは午後に鈴木知事のもとを訪れ、道内への2軍移転の意向表明を報告しました。
北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO)
「北海道のみなさんと一緒に地域の人にに育ててもらって、地域の皆さんに還元できる、一番の形を作りたい」。
北海道 鈴木知事)
「まちづくり全体にこれから構想を練っていきたいという話でしたので、地域にとっては非常に大きなインパクトを与えるものになるんじゃないかなと期待しています」。
知事は道庁にサポートチームを作り、道としても自治体の2軍移転を支援することを明らかにしました。
球団は、すでに札幌、北広島、恵庭、江別、千歳、苫小牧と情報交換をしていることを明らかにしています。そのうちのひとつ江別市では経済界を中心に5月に2軍誘致の期成会が発足しています。
江別ファイターズ誘致期成会 下畑英二さん)
「経済というものが大きな企業がくることでメリット、有益であるという印象はみなさん、お持ちだと肌で感じています」。
夏まつりなど市民が大勢集まる場で、積極的に市民への理解を求めると意気込んでいます。
江別ファイターズ誘致期成会 下畑英二さん)
「署名活動とか広報活動を積極的に展開していこうかなと思っています」。
恵庭市でも、近く経済界や観光団体などが期成会を設置し誘致に力を入れたいとしています。
恵庭商工会議所 中川淳一専務理事
「1軍のエスコンがある。北広島市に隣接している。あるいは空港に近い恵庭市がスポーツと生活が一体となった新しいまちづくりができればいい。期待しています」。