誘致合戦早くも火ぶた!ファイターズ2軍本拠地移転で、道内自治体が熱いアピール
2025年 7月10日 16:25 掲載
ファイターズ2軍本拠地の道内移転。候補地とされている自治体では早くも誘致に向けた活動が熱を帯びています。
栗山英樹CBO)
「本当の意味で育成できる拠点をこの北海道で作らせてもらいたい」
ファイターズが発表した2軍本拠地の道内移転。球団は札幌圏にある6つの市と情報交換を進めていて、2027年までに新たな本拠地を決める計画ですが、早くも誘致合戦が始まっています。
井口七海記者)
「商工会議所の前にはファイターズを恵庭と書かれたのぼりが並んでいます」
エスコンフィールドがある北広島市の南隣に位置する恵庭市。
「新ファームを呼ぶぞ!」「オー!」
9日、市内の経済界や観光団体、少年野球チームの代表などが集まり、誘致期成会が結成されました。
「お願いします」
一夜開けた10日、期成会の代表が原田市長に、積極的な誘致や市民への情報共有を求める要望書を提出。市長も前向きな考えを示しました。
恵庭市 原田裕市長)
「来ていただきたい。そのためには、できるだけのことはしたい。第2のダルビッシュや大谷が生まれる育成施設となるんだと考えるとわくわくする」
北広島市の北隣に位置する江別市でも誘致活動が盛り上がりを見せています。
江別誘致期成会 町村均会長)
「千載一遇のチャンスと言っていい」
期成会の結成は5月。球団発表の2カ月前から動き出していました。
先月からオンラインでの署名活動もスタート。すでに1100人分の署名が集まっているそうです。
今週末には市内で開かれるイベントで署名活動も予定しています。
後藤市長は市民の熱意に応え積極的に誘致を進めたい考えです。
江別市 後藤好人市長)
「日本ハムを応援する方が非常に多いんだということを改めて実感した。(Q:どんなところに優位性が?)江別は札幌に近いというのはありますし、集客力がある国道だとかJRもありますし、すごくアクセス性に優れている」
北海道の空の玄関口、千歳市。横田市長は夢を与えてくれる構想だと前向きな考えを述べる一方で、まずは様々な確認が必要だと話します。
千歳市 横田隆一市長)
「見合った規模の土地をまずは確保できるかというのが大きなポイントになりますしまた自治体負担の問題とか、色々お話を聞くことが一番先に進めなければならないこと」
この他、札幌市、北広島市、苫小牧市もファイターズと情報交換を進めています。
火ぶたが切られた誘致合戦。ファイターズの2軍本拠地は一体どこになるのでしょうか。