参院選北海道選挙区 与野党の大物が続々道内入り! 選挙戦はさらに激化
2025年 7月10日 17:46 掲載
参議院選挙の投開票日まであと10日、北海道選挙区では候補者の応援のため与野党の大物が続々と道内入りし選挙戦が熱を帯びています。
自民党内きっての人気者、小泉進次郎農林水産大臣。党が組織をあげて支援する「重点候補」となった岩本剛人さんの応援のため、6日、函館に入りました。
小泉進次郎農水大臣)
「岩本さんは厳しい、でも、最近の選挙の傾向は勝つと言われているところが負けるんです。負けると言われているところは逆に勝つんです」
一方、同じ自民党の高橋はるみさんは元知事としての知名度の高さもあり、大物の応援に頼らない選挙戦を展開しています。
そんな中、おととい、札幌に姿を見せたのは森山裕幹事長です。街頭に立つことはありませんでしたが、高橋さんと岩本さん、両方の事務所を訪れて激励したということです。
立憲・野田佳彦代表)
「食料品にしばった減税というのは間違いなく今有効だと確信をもっているんです。勝部さんたちに説得されて私も政治決断しました」
時を同じくして立憲民主党の野田佳彦代表も札幌へ。勝部憲志さんとともに街頭に立ち、支持を訴えました。
立憲・野田佳彦代表)
「去年の衆議院選挙では非常に多くの支持をいただきましたので、いただいたご支持を総結集するということで、確実に取りに行きたいと思います」
維新・吉村洋文代表)
「(聴衆と写真を撮って)ありがとうございました。広げてください」
日本維新の会は、初めて選挙戦を戦うオカダ美輪子さんの知名度を押し上げるため、吉村洋文代表が札幌入りしました。
維新・吉村洋文代表)
「もう厳しい厳しいって皆さんに言われ続けてるんで、消滅しないように。北海道で消滅しないように、一生懸命、社会保険料を下げる改革が必要だと思いますから、それを訴えていきます」
国民・玉木雄一郎代表)
「鈴木まさき、本当に当落線上の厳しい戦いを展開しています」
大通公園でマイクを握ったのは、国民民主党の玉木雄一郎代表。鈴木雅貴さんへの支持を広げようと支援者と交流を深めました。
国民・玉木雄一郎代表)
「予算を伴う法案の単独提出権、これが得られる、トータル21議席。改選でいうと、16議席とれるように最終、最後まで頑張っていきたいなと。そのためにも北海道で1議席とる」
共産・志位和夫議長)
「参議院でも自民、公明を少数に追い込んで、もう自民党政治にさよならして、新しい日本の政治を作る、そういう選挙にしていこうじゃありませんか」
共産党の宮内史織さんの激励に訪れたのは、志位和夫議長です。
共産・志位和夫議長)
「(宮内候補は)元気いっぱい頑張ってますから、3議席のうち2つが自民党ですから、この一角を必ず崩してほしい」
れいわ新選組は野村パターソン和孝さんの応援のため来週15日、山本太郎代表が札幌に入ります。
大勢の聴衆が集まった大通公園。参政党の田中義人さんの応援に駆けつけたのは神谷宗幣代表です。
参政・神谷宗幣代表)
「インバウンドとか爆買いとか土地の買収だっていうのは、日本の経済が30年間伸びないように伸びないようにされてきたんですよ」
北海道選挙区を最重点区としたことをこの場で明らかにしました。
参政・神谷宗幣代表)
「我々がずっと追いかける立場なので、最後の最後まで気を抜かずに追い上げていかないといけないと思っています」
日本保守党は、小野寺秀さんの応援に近く、百田尚樹代表が道内入りする予定です。
北海道選挙区にはこのほか、NHK党から後藤朋子さん、チームみらいから稲原宗能さん、日本改革党から高杉保次さんが立候補しています。
参院選の投開票日は今月20日です。