さっぽろ雪まつり大雪像、5基維持の方針 自衛隊の制作減も北洋銀行が協力
2025年 7月10日 18:58 掲載
来年冬のさっぽろ雪まつりの内容を決める実行委員会が開かれ、大雪像の数については今後も5基を維持していく方針が示されました。
札幌市観光・MICE推進部 大内賢一郎課長)
「現在の大雪像制作隊の体制づくりや技術継承の方法など、大雪像5基維持を図るべく、関係者と協議を進めている」。
毎年2月に開催されるさっぽろ雪まつりでは、大雪像5基のうち2基は自衛隊が制作してきました。しかし自衛隊は5月、札幌市に対し国際情勢の緊迫化や訓練時間の確保などを理由に再来年から、大雪像の制作を1基に減らしたいと申し出て市は受理していました。
10日の実行委員会では自衛隊に代わって北洋銀行が主体的に制作に関わる意向を示していることから、北洋銀行と前向きに協議を進め、5基の大雪像を今後も維持していく方針が示されました。