「タワーヤーダ」人手不足に悩む林業で期待の巨大な機械 ひだか南森林組合で説明会
2025年 7月11日 10:46 掲載
人手不足に悩む林業の救世主となるのでしょうか。ひだか南森林組合は今年3月に導入し、伐採した木を効率よく集めることができる巨大な機械「タワーヤーダ」の説明会を開きました。
「タワーヤーダ」は伐採した木を集める機械でアーム部分の先端からワイヤーで山のふもとまでつなげることで安全に木材を運ぶことができるとされています。急斜面や狭い道でも少人数で作業を行うことができることから人手不足に悩む林業の世界でも期待がもたれています。
日高振興局森林室 近大輔 普及課長:「一番(のメリット)は急傾斜地で道を作らずに木材を集められるところ。(環境に配慮して)土を掘ったり削ったりしないようにできる。」
3月から導入しているひだか南森林組合の説明会には道内の林業関係者などおよそ170人が訪れていました。