札幌市豊平区の大和ハウスプレミストドームに新たなスポーツ施設が誕生しました。ヨガのイベントも開催されるなど、親しみやすい場所に生まれ変わろうとしています。

井口七海記者）
「ドーム２階のテラスには、新しいバスケットコートが誕生しました」。

札幌・豊平区の大和ハウスプレミストドームに新たにできたバスケットコート。プロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」が設置したもので、先月２６日にオープンしました。誰でも気軽に楽しめるようにと利用は無料、８月までは午後７時まで使うことができます。

さらに、こんなイベントも。
「息を吸って、天井に長く伸ばしましょう」

夕陽が差し込む中、ドームの展望台で行われているのは、「ナイトヨガ」です。５３メートルの高さから札幌の街並みや手稲山を眺めながらヨガを楽しむことができます。

およそ１０年前から不定期で行われてきましたが、今年は２年ぶりに開催。参加した人たちはポーズをとる合間に移り変わる景色を写真に収めていました。

デスクワークを終えて体を動かしたくなった井口記者も、展望台でのヨガに挑戦です。

井口七海記者）
「見上げたら景色がきれいです。この上見た時の空が、めっちゃきれいです」。

ヨガマットの上で、「アーサナ」と呼ばれる様々なポーズをとりながら全身を心地よく整えます。

井口七海記者）
「すごいもう空がピンク色になってきていますよ。ヨガをしている人たちのシルエットもきれいですね」。

午後７時ごろに始まった「ナイトヨガ」、トワイライトタイムの街並みは１時間あまりのレッスンが終わるころ、美しい夜景へと変わっていました。

井口七海記者）
「あっという間でした。身体もぽかぽかしていますし、このまま眠りにつきたいですね」。

参加者）
「ヨガは大好きでよくするのですが、こういう場所でやるのは初めてだったので、非日常感を味わえていい思い出になった」、「移り変わる空を見ながらリラックスしてできました。ヨガ以外にも違うイベントがあったら、この景色を見ながら体を動かしたいなと思いました」。

参加は有料で１４日も開催されますが、すでに定員に達する人気ぶり。今後も開催し、プレミストドームの活用につなげたいということです。

札幌ドーム広報課　庄内大涼さん）
「プレミストドームは公共施設ですので、市民にどう利用してもらえるか、イベントの観戦もそうですが、健康増進や市民交流の場として活用していただけたら嬉しい」。