深夜の審議の末に市長と副市長の給与を50%カットへ 北見市の副市長ら接待問題
2025年 7月11日 23:34 掲載
北見市の副市長らが民間業者から接待を受けた問題で、市長と副市長の給与をカットする条例案が市議会に提出されました。
北見市は臨時市議会で、武田雅弘副市長らが「北見都市施設管理公社」の社長から受けた飲食の接待についての調査結果と、同様に接待を受けた職員17人への処分を発表しました。
辻直孝市長は、今回の接待について「市の内規には違反しているが、法令違反はない」という考えを示したうえで、自身と武田副市長の給与を今月から3か月間50%カットする条例案を提出しました。
しかし法令違反が本当になかったのかどうか、また17人の職員に対する処分の妥当性などを巡って質疑が相次ぎ、午前10時から始まった議会は、午後11時前にようやく条例案を可決しました。