新聞配達員がクマに襲われた北海道・福島町 DNAやフンなど痕跡を調査 周辺小学校は車送迎を呼びかけ
2025年 7月14日 11:51 掲載
12日に新聞配達員がクマに襲われ死亡した道南の福島町で、クマの生態を調べている道総研が痕跡などの調査を始めました。
前田愛奈記者:「いま専門家が現地調査へと入って行きました。クマの痕跡などを調べていきます。」
福島町では12日午前3時前、新聞配達中の佐藤研樹さん52歳が住宅街でクマに襲われ死亡しました。現場付近では14日午前10時半ごろから道総研の研究員が調査に入り、クマのDNAやフンなどの痕跡を調べています。クマが駆除されていない中、町内の小学校では保護者に車で子どもたちを送迎するよう呼びかけています。
福島小学校長 浦紀華校長:「外での活動は一切安定するまでは中止ということで命が一番ですから、安全第一で進めていきたいと思います。」
福島町では今月クマの出没が相次いでいて、13日夜もパトロール中の警察官が体長およそ1・5mのクマを目撃したということです。