根室市・花咲港 サケとマス水揚げ 過去2番目の漁獲量 ロシアの排他的経済水域で試験的に実施
2025年 7月15日 11:34 掲載
14日、根室市の花咲港でロシアの排他的経済水域で獲れたサケとマスの水揚げが行われ、過去2番目の漁獲量となりました。
14日午前8時すぎ、根室市の花咲港におよそ1カ月半の漁を終え戻ってきたのは、サケ・マス引き網漁の漁船です。去年は不漁でしたが、今年はカラフトマスやシロザケなど過去2番目の漁獲量となるおよそ66・5トンが水揚げされました。
漁師:「例年よりシロザケとベニザケは網を改良したからか分からないですけど、いつもより多く獲れた。」
サケ・マス引き網漁はロシアの排他的経済水域での流し網漁が2016年に禁止されたことから、漁業資源への影響が小さい漁法として、国の補助を受けて試験的に行われています。水揚げされたサケやマスは15日のセリにかけられ鮮魚店などで販売されます。