国交省JR北海道へ予定前倒し立ち入り 問われる下請けへの安全管理 “強化型保安監査”中もトラブル3件
2025年 7月16日 19:35 掲載
「強化型保安監査」が適用された後も不適切な安全管理が続くJR北海道に対し、国交省などが予定を前倒して本社への立ち入りを行いました。
立ち入りは国土交通省と北海道運輸局による「強化型保安監査体制」の一環で、16日から3日間行われます。
「強化型保安監査」は5月から適用されていますが、先月もJRの下請け会社が置き忘れた器具と列車が接触するなどのトラブルが3件続きました。
事態をうけ、国交省と道運輸局は来月下旬に予定していた2回目の立ち入りを前倒し、下請け会社の安全管理について詳しく調べる方針です。
JR北海道は先月末に「安全監査室」設置などの改善策を報告していて、その進捗状況も立ち入りで確認するということです。