被爆体験を後世にどう伝えるか 原爆の恐怖を伝える展示会はじまる 高校生による朗読劇も 北海道庁
2025年 7月16日 19:26 掲載
原爆投下から80年。原爆の恐ろしさを伝える展示会が道庁で始まり、被爆者が登壇して体験談を伝えています。
今年で11回目となる「被爆の証言と原爆展」。
原爆が投下された後の広島や長崎の街の様子を写した写真や遺品などが展示されています。会場では、被爆者や被爆2世の語り部が、体験談を語る時間も設けられています。
被爆者 廣田凱則さん(87)
「うちの中に入った途端でしたね。ぴかんと光って、その後すごい爆風が来まして。
(共同の防空壕に)一目散に逃げ込んだ」
被爆者の高齢化で後世にどう伝えていくかが課題です。
展示会は17日までで、高校生による朗読劇も披露されます。