参院選北海道選挙区 候補者たちの動き 現職3人の選挙戦 投開票まであと4日
2025年 7月16日 16:58 掲載
投票日まであと4日と迫った参議院議員選挙。北海道選挙区の候補者たちの動きを2回にわけてお伝えします。
16日は現職3人の戦いです。
高橋はるみ候補:「鮭好きです。北海道の3大魚種ですから。」
自民党の高橋はるみさん。
選挙期間中、離島を除く175市町村をめぐるハードスケジュールで昼食はいつも移動中に済ませます。
高橋はるみ候補:「朝はホテルの食事に行く時間があまりないので、前の日にコンビニで朝食べるものと飲み物買って対応しています。」
大物議員などの応援は呼ばず、自らが先頭に立って戦います。
高橋はるみ候補:「今回の選挙は厳しいです。でもね、皆さん、私たち、はるみ選対は『手作り選挙』をしてまいります。」
知名度は抜群。行く先々では世代を問わず声をかけられます。
高橋はるみ候補:「頑張る気力をもらいました」
選挙戦最後となる日曜日には、鈴木知事がかけつけ、新旧知事初めての2ショットの演説。終盤戦へはずみをつけました。
高橋はるみ候補:「ここまで高橋はるみをお育ていただいた道民の皆様方への恩返しとして、しっかりとこの遊説の旅を最後まで駆け抜けていく所存です。」
函館市の観光名所「朝市」の店を一軒一軒周るのは自民党の現職・岩本剛人さん。
岩本剛人候補:「(Q、背が高いから目立ちますね?)目立っても誰か分かってないから、少しでも覚えてくれればありがたい。」
「知名度不足」が課題という岩本さん。
親しみを持ってもらおうとその地域ゆかりの自身のエピソードを演説に盛り込みます。
岩本剛人候補:「高校時代、全道大会で函館有斗にコールド負けしました、野球部の岩本剛人でございます。」
党の重点候補となった岩本さんの元には続々と大物議員が応援に入ります。
小泉進次郎農水大臣:「いまの野党を見ていると、少なくともこれは言えるというのは、我々はその中でも一番ましです。」
自民党・茂木敏充元幹事長:「旭川の皆さん、皆さんの大きなお力で、ぜひあと一押しをしていただいて、北海道の2議席目、必ず岩本剛人に与えていただきたい」
まずは目下の課題である物価高への対策をしていきたいと話します。
岩本剛人候補:「第2弾、第3弾の物価高騰対策、経済対策、地方創生に対する支援とかをしっかり訴えていきたい。」
勝部賢志候補:「この参議院選挙、逆転の夏にしていきたいと思います。」
立憲民主党の現職・勝部賢志さん。
食料品の消費税減税などを訴え、再選を目指します。
期間中の朝は、SNSの撮影から始まります。
子どもたちのために社会を変えたいという思いが政治家を目指した原点です。
選挙活動の必需品、大きく名前が書かれたタスキは6種類。その日の天気や服に合わせてコーディネートします。
勝部賢志候補:「(Q、青も良いですね?)じゃあ午後からは青にしてみますか、(Q、日焼けも)左と右の色が違うのと袖の長さによって焼け方が違う。(袖を)めくればもっと色が違うんですけどね。」
「逆転の夏」と銘打った今回の戦い。
70万票の獲得を目指して戦います。
勝部賢志候補:「本当に最後の最後まで分からないですよ、選挙ってね、一瞬の出来事で票は大きく変わることはありますので。」
参院選北海道選挙区にはこのほか、いずれも新人で参政党の田中義人さん、日本保守党の小野寺秀さん、諸派の後藤朋子さん、共産党の宮内史織さん、諸派の稲原宗能さん、国民民主党の鈴木雅貴さん、日本維新の会のオカダ美輪子さん、諸派の高杉保次さん、れいわ新選組の野村パターソン和孝さんが立候補しています。