新聞配達中の男性がクマに襲われ死亡した福島町で、クマの体毛などを採取していた道総研はＤＮＡ分析の結果４年前に７７歳の女性を襲ったクマのＤＮＡと一致したことが分かったと発表しました。


道総研は、男性が襲われた現場などクマの体毛を１４日に採取しＤＮＡの分析を行いました。
付近に残された足跡から町内にクマは２頭いるとみられていましたが調査した４カ所の体毛はすべて１頭のオスのものと判明しました。

またこの個体のＤＮＡは２０２１年７月に福島町で当時７７歳の女性を襲い死亡させたクマのＤＮＡと一致したということです。

福島町で１８日午前３時ごろに駆除されたクマと、採取した体毛の個体が同じかはいまのところわかっていません。

道総研は今回駆除されたクマに関しても骨など採取しＤＮＡの分析をすすめていて結果は１９日以降になるということです。