１８日道南の福島町で駆除されたクマについて、ＤＮＡ鑑定を行った結果、新聞配達員の男性を襲ったクマと同一個体であることがわかりました。


福島町では１８日未明、クマ１頭が駆除されました。

今月１２日には新聞配達員の男性がクマに襲われ死亡していて、道総研によりますと、男性に付着したクマの毛と駆除されたクマの体毛のＤＮＡが一致したということです。

また、このクマは４年前に福島町白符で当時７７歳の女性を襲い死亡させたクマと同一個体であることが分かっています。

福島町・鳴海清春町長「少し町民に安心という形で報告できるかなと思っております。
引き続き対策を講じていきたいという強い思いでおります」

道は町内全域に初の「ヒグマ警報」を出していましたが、男性を襲ったクマが駆除されたことから「警報」を解除し、「ヒグマ注意報」に切り替えました。