船の上から先祖の霊をしのぶ「北方領土洋上慰霊」元島民らが20日朝、根室港を出発
2025年 7月20日 18:11 掲載
船の上から先祖の霊をしのぶ「北方領土洋上慰霊」が今年も始まり
元島民らが20日朝、根室港を出発しました。
「北方領土洋上慰霊」は、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ビザなし交流などの北方四島との交流事業が見送られた2022年に始まり、今年で4年目となります。
今回は元島民やその2世など、およそ50人が参加しました。
元島民「元気だということを80年間頑張って来たということを伝えたいですね」
元島民「(島には)来たいんだけど、そういう機会がなかなか与えられなくて、ごめんなさいねと(伝えたい)」
参加者は交流船「えとぴりか」に乗船して、日ロの中間ライン付近で慰霊を行います。
ことしの洋上慰霊は来月下旬まで7回に分けて実施される予定です。