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「加工から仕上げまで」作って、見て、触れて…木工の魅力を発信する新拠点『クラフトピア』東川町に誕生

木工業が盛んな北海道の東川町に木の魅力を感じられる観光施設が新たに誕生しました。一体どんな体験ができるのでしょうか。

東川町に先月、オープンした公設民営の施設「クラフトピア」。「クラフト」と「ユートピア」を掛け合わせた名前のこの施設では、木を使ったものづくりの魅力に五感で触れることができるんです。

永山友菜記者)
「こちらでは、家具が出来あがっていく様子を工程ごとに間近で見ることができます」。

最大の魅力はこの工場スペース。職人が家具づくりに取り組む様子を機械加工から塗装仕上げの段階まですべて見られるんです。

施設を手掛けるのは、旭川家具を製作する地元メーカー「ガージーカームワークス」。
かつて家具会社があったこの土地に、木工と地域を繋ぐ場所を作りたいと町が呼びかけたことがきっかけでした。

ガージーカームワークス代表取締役 木村亮三さん)
「出来上がった物だけじゃなくて、作り手が生々しく人間らしく活動をして、物を作っているところを見ていただきたいなというふうに思います」。

永山友菜記者)
「作業台が並ぶこのスペースでは、会社の垣根を超えて職人同士が技術を教え合ったり、一般の方も木工体験ができるようになる予定です」。

木工体験スペースは家具職人たちが技術を高め合う場としても期待されています。

東川町経済振興課 小林峻さん)
「旭川家具が有名なんですけれども、そのうち3割を東川町で生産しているということで、東川町で作られた家具を皆さんに買ってほしいなと思いますし、まずその存在を知ってもらいたいと思います」。

木工の魅力に触れられる「クラフトピア」。今後、観光客らが家具のメンテナンスや木工体験ができるイベントも計画しているということです。

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