札幌の狸小路にある都市型水族館「ＡＯＡＯ ＳＡＰＰＯＲＯ」でキタイワトビペンギンの赤ちゃんが一般公開に先駆け、２２日、報道陣にお披露目されました。

近江谷眞由記者：「眠いんですかね。目がしょぼしょぼしてますね。」

父親のナナエ、母親のオタルと仲良く過ごすキタイワトビペンギンの赤ちゃん。
先月４日にふ化し生まれた時の体重は８２グラムでしたが、現在は２キロにまで成長。
ジャンプもできるようになりましたが…

ＡＯＡＯ ＳＡＰＰＯＲＯ生物担当 越愛華さん：「結構ビビりな個体、ちょっと神経質な感じなんですが、人間が近づくとすぐビックリしちゃって、親の方に助けてといって逃げていっちゃう。親からヒナへ食事をあげる様子も見られると思うので、お客様の学びになっていただけたらなと思います。」

「ＡＯＡＯ ＳＡＰＰＯＲＯ」でキタイワトビペンギンの繁殖に成功したのは開業以来初めてのこと。この水族館では先月２羽の赤ちゃんが誕生していて、もう１羽の方も順調に成長しているということです。

ＡＯＡＯ ＳＡＰＰＯＲＯ生物担当 越愛華さん：「現在バックヤードで少しずつ自分でエサを食べるように練習してすくすくもう１羽の方も順調に成長している。そのうち、もう１羽の方も展示することがあるかもしれないです。」

来場者：「ペンギンさん、（Ｑペンギンの小さい赤ちゃん見たい？）うん」「赤ちゃんかわいいので見るのが楽しみ。」

水族館ではヒナの誕生を記念し、うれしいプレゼントも。

近江谷真由記者：「ペンギンの形をしたクッキーが無料でトッピングできるんです。かわいいですね。いただきます、クリームとクッキーあいますね。おいしい」

２３日から公開されるキタイワトビペンギンの赤ちゃん。来月にはプールデビューも予定しているということです。

ＡＯＡＯ ＳＡＰＰＯＲＯ 山内將生館長：「プールを泳ぐ日が楽しみで楽しみで、夏の僕らの大イベントです。ぜひお客様にも見ていただきたなと思っています。」