「活動強めていく」大幅な遅れ見込まれる北海道新幹線札幌延伸 沿線9自治体が連携して早期完成を国に要望へ
2025年 7月22日 19:10 掲載
開業時期の大幅な遅れが見込まれる北海道新幹線札幌延伸について、沿線の自治体が国に対し早期完成などを要望することで合意しました。
札幌市 秋元克広市長)
「(北海道新幹線の)いろいろな状況というものを国に対して、お話をし、要請をしていく。そういう活動を強めていかなきゃいけない、そういう時期だろうと」。
札幌市や小樽市など北海道新幹線沿線の9つの自治体が参加し、連携した取り組みを行う協議会の総会が札幌市内で行われました。北海道新幹線をめぐっては新函館北斗・札幌間の開業時期は2038年度末以降と当初の計画より大幅に遅れる見込みです。
総会では北海道新幹線の早期の札幌延伸や新たな地方負担が増えないための支援を国に求めることで合意しました。9つの自治体は今後鉄道運輸機構や国などに対して要望書を渡す予定です。