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「洗面器に水を入れて冷やしてる」オホーツクなどで体温超え危険な暑さ 24日も熱中症の危険 適切な対策を

陽炎が立ち上る北見市内。道内は23日も危険な暑さが続いています。
駅前を歩く人たちは日傘を刺すなどして厳しい日差しから少しでも逃れようとしていました。

永山友菜記者)「普段は多くの子どもたちが遊んでいるこちらの公園では、暑さが厳しすぎるせいか誰もいない状況です。手元の温度計を見ると39℃を超えています」

道内は広い範囲で朝から気温がぐんぐん上がり、日中の最高気温はオホーツクの美幌町で道内で今年1番となる38.2℃、佐呂間町で37.9℃と体温を上回る暑さとなりました。

市民)
「初めて体験する感じ。熱中症にも気をつけなければという気温になってきた」

永山友菜記者)
「美幌町では現在、手元の温度計で38℃を超えています。この暑さの影響でレールの温度が上がり、運休も出ているということです」

レールの温度が上昇し、ゆがむ可能性があることからJR石北線の北見・網走間は運転を見合わせています。この影響で特急列車を含む12本が運休となりました。

この暑さで警戒が必要なのは熱中症です。斜里町では23日、熱中症の疑いで90代の女性が死亡しました。消防によりますと女性の部屋にはエアコンがなく窓も閉まっていたということです。

こちらは北見市内の市営住宅に1人で住む70代の女性。自宅にはエアコンがなく扇風機2台で暑さをしのいでいますが、室内の温度は30℃を超えています。

北見市・70代女性)
「ここ5、6年はずっと暑いですよね。(Q:クーラーがなくて過ごしているが厳しいですよね?)なんとかいろいろ工夫してしのいでいます。日中は汗かくからひたすら足を冷やして、洗面器に(水を)入れて10分ぐらい冷やしている」

また、暑さから身を守るためペットボトルなどを冷凍庫で凍らせ、体にあてて過ごしているということです。

気象台などは24日も熱中症の危険性が高まっているとしてオホーツクと十勝、釧路・根室地方に熱中症警戒アラートを発表しています。
小まめに水分や塩分を取り、冷房を使うなどの熱中症対策が必要です。

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