「続投?退陣?」石破総理の進退巡り 道内選出の議員からも退陣論高まる
2025年 7月24日 17:43 掲載

参議院選挙で与党が大敗したことを受け進退が注目される石破総理をめぐり道内選出の議員の中でも退陣論が高まっています。
高橋はるみ参議院議員:「選挙結果は、結果責任だと私は思うところであります。然るべきタイミングの然るべきご判断があるべきだと思います。」
勝部賢志参議院議員:「進退については然るべき対応をされると思うんですけど、機敏な対応をすべきだと感じています。」
道内選出議員からも与野党問わずに高まる石破総理の退陣論。
23日、石破総理は、麻生最高顧問、菅副総裁、岸田前総理の総理経験者3人と会談を行いましたが…
石破総理:「私の出処進退につきましては一切話は出ておりません。一部にそのような報道がございますが、私はそのような発言をしたことは1度もございません。」
そんな石破総理に向けて、道6区選出の東国幹衆議院議員は、自身のSNSに厳しい言葉を投稿しています。
東国幹衆議院議員のSNS投稿:「衆議院、都議選、そして参議院と、どう考えてもスリーアウトです。石破総裁には、政治家として敗者の美学と矜持を貫き、すみやかに退陣すべきだと考えます。」
自民党道連も石破総理に対し、参院選での敗北の責任は重いと指摘。事実上の退陣を求める要望書を提出しました。
一方、23年ぶりに自民党に復党した鈴木宗男氏からは、擁護する意見も。
鈴木宗男氏:「やみくもに責任をとれというのは、私は無責任な話だと。なんで(参院選が)こうなったのか原点に帰って、冷静に議論すべきだと。」
続投か。退陣か。
道民はどのように考えているのでしょうか。
道民:「退陣はやむなしかなと思います。」「往生際が悪いなと。」「退陣してほしいなと思っていました。消費税廃止とか外国人問題とかを取り入れないという所で、国民の関心も薄れてきたのかなと。」「石破さんが続けた方が私はいいと思います。石破さんが思っている通りのことやろうとすれば、国民は少し安心するようなことが起こるんじゃないかなと」
党執行部は「両院議員懇談会」を28日に開催し、党内の意見を聞く方針です。