札幌・中島公園のシンボルに 再開発ビル「ライラックスクエア」地上14階建て フードコートに豪華ホテル
2025年 7月25日 18:36 掲載
札幌の中島公園エリアに10月に開業する予定の再開発ビルで、災害時に稼働する対策の設備などが公開されました。
加藤諒也記者:「中島公園近くの場所で、新しいビルの開業に向けた準備が進められています。」
札幌・地下鉄「中島公園駅」から徒歩3分の場所で工事が進む再開発ビルの「ライラックスクエア」。地上14階建てでフードコートやオフィスのほかに、札幌市内初となるラグジュアリーホテルの「インターコンチネンタル札幌」も入る予定です。
加藤諒也記者:「ビルの中には大きな発電機が設置されています。停電が起きたときも電気を賄うことができるということです。」
停電が続いてもオフィス機能を維持できるよう、ガスや重油を燃料とする発電機2基が設置されていて、ビル全体で使われる電力の8割を14日間、供給することができます。建物は最大震度6強の揺れに耐えられるように設計されています。
また、ビルの中には誰でも利用できるオープンスペースがあり、災害時は避難場所として開放されます。ここでは最大240人が3日間過ごせるだけの食料などが備蓄されています。
アクサ・リアル・エステート・インベストメント・マネージャーズ・ジャパン 早藤嘉彦社長:「みなさんに愛されるようなビルになってほしいなと思いますし、(中島公園の)シンボル的なビルとして認識されるようになることを願っています。」
ライラックスクエアは10月1日に開業する予定です。