道内限定 新たな形で復活したチェルシー 今度は「ヨーグルトスカッチ」味が復活
2025年 7月25日 18:11 掲載
去年春の生産終了後、新たな形に生まれ変わり道内限定で販売されているキャンデーの「チェルシー」。
今月からあのヨーグルトスカッチ味も登場しました。
前田愛奈記者「ここでは『生食感チェルシー』が列になって次々と流れていきます。すごい数です」。
道南食品 技術・開発部木村幸乃さん
Q1日最大でどれぐらい製造する?
「だいたい14万粒ぐらいにはなりますね」
函館の道南食品。製造に追われているのは、今月1日から道内限定で販売が始まった北海道生食感チェルシーヨーグルトスカッチ味です。
チェルシーは1971年に明治から販売され、去年の春に生産が終了。
何とか継続しようと明治のグループ企業である道南食品がバタースカッチ味に続きヨーグルトスカッチ味を新たな装いで復活させました。
新千歳空港の土産物店では続々とチェルシーを買い求める人が。
札幌市民「すごくうれしいです、ヨーグルト味は祖母からもらって食べていた味だったので、再販されると聞いて買っちゃいました」
愛知から来た人「子どもの頃から大好きだったので、もっと全国でぜひ販売してほしい」
新たなチェルシーの開発の中心を担ったのは木村幸乃さんと菊地唯さんです。
生産中止となった貴重な元祖チェルシーを細かく砕いて食べながら1か月以上かけて開発しました。
道南食品 技術・開発部 菊地唯さん「家に帰ってもヨーグルトの香りがするなというのはありました。ヨーグルトスカッチ味のファンがとてもたくさんいたので、その人たちのイメージを崩さないように新しく作るのがとても難しく感じました」。
かつては固い飴でしたが新たなチェルシーはやわらかい生食感。
使われているヨーグルトペーストや生クリーム、ビート糖は道産にこだわりました。
前田愛奈記者「なつかしい。チェルシーです。あのチェルシーです。生食感ということで口に入れた瞬間とろけますね。味は一緒なんですが食感が違うのが面白いです」
道南食品 技術・開発部 木村幸乃さん「生食感になったヨーグルトスカッチ味というところももちろんですし北海道にこだわった商品になるので北海道らしさというのも楽しんでいただけたらなと思います」
生まれ変わったチェルシーは道内各地の土産物店やスーパーなどで販売されています。
夏休み、道外への土産としても喜ばれそうです。