函館線・仁山駅、JRが廃止意向を住民に伝える 1日平均乗車3人以下、年間維持費500万円 町はJRと存続を協議
2025年 7月29日 17:49 掲載
北海道七飯町にある函館線の仁山駅について、JR北海道が廃止の意向を近隣住民に伝えたことがわかりました。
JR北海道によりますと、七飯町にある函館線の仁山駅は直近5年間の平均乗車人数が1日あたり3人以下で、駅の維持費として電気や除雪など年間500万円程度の費用がかかっています。
町によりますと、JRが28日に開いた住民説明会で仁山駅を廃止する意向が示されたということです。
住民)
「JR利用しているほうなのでなくなると本当に困ります」
「いまは車移動が主になっているので、使っていませんね」
JRは廃止の時期を示していませんが、町は「少なからず利用している人がいる」として、JRと存続の協議を行っているということです。