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札幌・建て替え費用466億円 発電能力3倍に 子どもも楽しめる体験型の清掃工場公開

8月1日金曜日から稼働する、札幌の新たな清掃工場が報道陣に公開されました。子どもも大人も楽しく学べる”体験型”の清掃工場とは?

■近江谷真由記者:
「ごみをつかむクレーン全長6mあるそうです。大きいですね。ちょっと行ってみましょう。あっ、ごみ持ち上げている。すごい」

札幌市南区真駒内に完成した新たな駒岡清掃工場。これまで使ってきた工場が老朽化したため、2020年からおよそ466億円をかけて建て替え工事が進められてきました。現在は試運転中ですが、報道陣に見学コースが公開されました。

■近江谷真由記者:
「ここが中央制御室になっています。あっ、燃えています」

ごみの焼却能力は1日600tでこれまでと変わりませんが、ごみを燃やす時に出る熱を利用した発電能力は、以前の3倍に向上しました。

■札幌市環境局 鴫原亮施設建設担当課長:
「今年からは、電力が3倍になったということで、(市内3か所の清掃工場の余剰電力で)地下鉄の電力の100%を供給できる形になっている。」

見学コースには子どもも大人も楽しめる様々な仕掛けが。こちらは駒岡清掃工場について知ることができるプロジェクションマッピングです。

■プロジェクションマッピングのナレーション
「この施設では温水も作っています。温水は真駒内地域に送られ、暖房や給湯に活用されています。レディーゴー」

ごみの分別方法についてゲームで楽しく学ぶこともできます。

■近江谷真由記者:
「汚れた紙?燃やせる。タンス?大型ごみ汚れた紙皿、燃やせる。化粧品のびん、燃やせない。当たった、楽しいですね」

他にもどのようにごみが燃やされるのか、焼却炉の仕組みを学ぶことができるゲームも登場しました。

■札幌市環境局 鴫原亮施設建設担当課長:
「ゲーム感覚で体験しながら、環境について勉強していただける施設になっています。ぜひ来ていただければと思います。」

大型ごみや燃やせないごみを処理する破砕施設もある駒岡清掃工場。新たに建てられた管理棟にはこんな機能もあるんです。

■近江谷真由記者:
「清掃工場とは思えないぐらいおしゃれな空間が広がっています。こちらには多目的ルームがありまして、災害時には避難所にもなるということです。」

新たな駒岡清掃工場の稼働は今週金曜日8月1日からで、見学の予約も金曜日からホームページで受け付けが始まります。

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