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地震による北海道への影響は?専門家「少なくとも3日や1週間ぐらいは注意深く見ていく必要がある」

今回の地震のメカニズムについて専門家に聞きました。

北海道大学 付属地震火山研究観測センター 勝俣啓准教授)
「場所はカムチャツカ半島、ロシアのカムチャツカ半島の東海岸の沖合になります。震源の深さは20kmとかなり浅い地震になります。

カムチャツカ半島の海側の方の沖合から太平洋プレートが沈み込んでいます。これは日本列島と同じで、今回の地震はそのプレートの上の境界面で発生したプレート境界型という地震になります。

震源が浅い地震ですと、地震が起こる時に跳ね上がるような運動が地震の時に起きます。海底が跳ね上がる時に海水が持ち上げられて、それが津波として伝わっていく。
1952年に、マグニチュード9.0の地震が起きています。規模は52年の方が大きめなんですけども、やはり日本で津波は観測されていて2mとか3mぐらいの津波が観測されています」。

今後、地震による北海道への影響はあるのでしょうか。

勝俣准教授)
「大きい地震が、連続して起きる場合が稀にある。例えば2011年の東北沖地震の時には、3日ぐらい前にマグニチュード7.3の地震が起きて、さらに大きな地震がその後マグニチュード9の地震が起きました。

今回もさらに上回るような地震が発生しないとは限らないので、少なくとも3日とか1週間ぐらいは、注意深く見ていく必要があると思います」。

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