「懐中電灯で照らすとクマがいた」敷地内の生ごみ処理用のポッドにクマによる破壊の痕跡が…北海道上ノ国町
2025年 7月31日 04:55 掲載

北海道上ノ国町でクマが生ごみ処理用のポッドを破壊した痕跡が見つかりました。
警察は注意を呼びかけています。
30日午後10時半ごろ上ノ国町で目撃者から「畑で音がしたので、懐中電灯で照らすとクマがいた」と警察に通報がありました。
警察によりますとクマは住宅の敷地内で目撃され、およそ1・5メートルほどの大きさだということです。
人や家畜への被害はありませんが、敷地内に置かれていた生ごみ処理用のポッドが破壊された痕跡が見つかりました。
現場近くでは1週間前にも農作物がクマに食い荒らされる被害が確認されています。
上ノ国町では住宅街でクマの出没や食害が相次いでいて、道は町全域にヒグマ注意報を発表しています。
警察は「熊を目撃した場合は、絶対に近づくことはせず、速やかにその場から離れて安全な場所に避難して下さい」と注意を呼びかけています。