北海道・千歳市内で行われた将棋の藤井聡太七冠がタイトル防衛をかけて戦う「王位戦」第３局は、藤井七冠が勝利し防衛に王手となりました。

３０日、新千歳空港直結のホテル「ポルトムインターナショナル北海道」で行われた「王位戦」第３局の２日目。立会人が永瀬拓矢九段の封じ手を読み上げて戦いが再開されました。

藤井七冠が３０日の「勝負めし」として選んだランチは、道産牛１００％のビーフバーガー。ポルトムインターナショナルに入る「カフェ・スカイライブラリー」の人気メニューです。

香山芽郁記者）
「うーん、おいしいです。お肉がとってもジューシーです。上のチーズもトロトロでお肉と相性が最高です」。

ポルトムインターナショナル　北海道西谷光司シェフ）
「選んでいただいてとても光栄に思っています。（これまでの対局で）ハンバーグを食べていることが多かったので、ビーフバーガーを食べていただければと思っていました」。

対局は３０日午後６時すぎ、８８手で藤井七冠が勝ちました。これで７番勝負の王位戦で３連勝とし、藤井七冠は王位戦６連覇に王手をかけました。

藤井聡太七冠）
「序中盤の手の組み合わせが非常に難しくて、考えていても分からないことが多かった。第４局は少しだけ間が空くので、しっかりとよい状態で臨めるように取り組みたいと思います」。

永瀬拓矢九段）
「互いに構想力が問われる将棋なのかなと思いました。中盤の組み立てがよくなかった気がするので、改善点が多いのかなと思います」。

藤井七冠の防衛となるか、はたまた永瀬九段が巻き返すのか。
王位戦第４局は福岡県で来月１９日から行われます。