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根室・花咲港 津波後も漁業に影響懸念「海がどういう状態なのか…」来月には棒受け網漁が解禁 現地から中継

現在、根室の花咲港を見下ろせる高台の上から中継をしています。

現在の花咲港の様子ですが、津波注意報は出ていますが、風はほとんどなく、波もほとんどありません。非常に穏やかで落ち着いています。

ただ30日午後3時頃には、最大80cmの津波が観測されました。また満潮の時刻、午後6時頃には潮位が非常に高くなり、岸壁を津波が乗り越える場面も見受けられました。港の近くに止めてあった車のタイヤの半分ほどまで津波が押し寄せてきたんです。

この津波の影響で漁の道具が少し流されたりはしたんですが、車が故障したりとか、漁具が沖合まで流されるといった被害は確認されていないということです。

室岡里美アナウンサー)
高橋さん、その漁への影響というのはあったんでしょうか。

はい、30日はやはり津波警報が出たということで、漁に出たけど途中で引き返したという漁師の方いらっしゃいました。また30日は朝の競りも中止になったということです。

根室市では来月の10日からサンマ漁の主力である棒受け網漁が解禁されます。漁師の方にお話を伺いますと、出漁はできると思うが今回の津波の影響で海がどういう状態になっているのか、また、取れ高にもどういった影響が出るのか、全く見通しが立たないんだと話していました。

取材を続けていますと、市民の生活だんだんと日常に戻りつつはあるものの、今も依然として不安の声が続いています。

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