新「駒岡清掃工場」稼働開始 環境配慮型で発電量3倍・災害時には避難所機能も
2025年 8月 1日 12:04 掲載
札幌市南区の清掃工場が新たに環境に配慮する体制を整えて、8月1日から稼働を開始しました。
老朽化を理由に5年前から建て替えが行われてきた「駒岡清掃工場」。オープニングセレモニーには札幌市の山本副市長や事業関係者らが参加しました。
札幌市 山本健晴副市長)
「安定的な工場運営を行い、みなさまの生活環境の維持向上に努めていきたい」。
新たな工場は騒音や悪臭等の対策を徹底したほか、環境に配慮をした設備も増強されています。ごみを燃やした時に得られる熱エネルギーからの発電量は3倍に向上。ほかにも周辺の集合住宅などへの熱の供給量が2倍に増えるということです。また災害時には避難所としての機能も用意されています。