地元の掲示板サイト「ジモティー」を運営する会社などが、道内で初めて不要品を譲ったり格安で購入できる場所「ジモティースポット」を、8月1日、札幌にオープンしました。

「３・２・１・オープンです！」

8月1日、札幌市白石区にオープンした「ジモティースポット」。

「ジモティー」とはウェブ上でのやりとりで、まだ使える不要品を他の人に譲ったり、格安で購入したりできるサイトですが、

こちらは実際に自宅から物を持ち込むことなどができる、道内初の店舗型ジモティーなんです。初日の8月1日は、近くに住む人たちが炊飯器や靴、未使用のマスクなどを持ち込んでいました。

利用者）
「いいんじゃないですか、いらないものをただごみに捨てるよりだれかのちょっとでも役に立てば。自分もまた来てみてほしいものがあれば買いたいし」。

利用者）
「前に（サイトを）利用した時は自宅まで取りに来てもらったのでプライバシーっていうかちょっと嫌だなって思ったけど、（実店舗だと）気が楽かなってかんじです」。

不要品の持ち込みは札幌市民限定で、予約の必要はなく無料です。まだ使えるものであれば何点でも持ち込むことができます。

廣瀬美羽記者）
「オープン初日ということでまだ品物は少ないんですが、すでに並んでいる商品の中にはこちらの布の袋、なんと０円なんです」。

リサイクルショップのように品物を買い取るのではなく無料で引き取るため、商品をより安く販売することができるといいます。

ジモティー　加藤貴博社長）
「今後北海道の色々な市、札幌に限らず展開していきたいと思っているので、北海道の地域性にあった運営の仕方を開発していきたい」。

ごみの削減効果も期待できるジモティースポット。札幌白石店は午前１０時から午後７時まで、年末年始以外は毎日営業しています。