「海底活断層の問題など…まだまだ審議続けるべき」泊原発3号機 安全審査合格に市民団体が抗議文提出
2025年 8月 1日 18:59 掲載
北海道電力が再稼働を目指す泊原発3号機について、安全審査で合格とした国の原子力規制委員会に対し、再稼働に反対する市民団体が抗議文を提出しました。
泊原発を再稼働させない 核ごみを持ち込ませない 北海道連絡会 井上敦子事務局長)
「海底活断層の長さの問題であるとか火山の問題も含めて、まだまだ審議を続けるべきである」。
泊原発3号機の再稼働に反対する市民団体は、原子力規制委の審議は不十分で安全性は担保されていないと山中委員長宛に抗議文を郵送しました。
原子力規制委は7月30日、泊原発3号機について安全審査で合格としました。
北電は今後、地元自治体の同意を得て、再来年の早い時期の再稼働を目指していますが、市民団体は鈴木知事や周辺の自治体にも再稼働反対への理解を求めていく方針です。