原子力規制委の「合格」受け 泊原発3号機の再稼働に向けた政府の方針 資源エネルギー庁が地元自治体に説明
2025年 8月 4日 11:45 掲載
原子力規制委員会が泊原発3号機の安全審査について合格としたことを受けて4日、資源エネルギー庁が地元自治体に説明を行っています。
4日あさ、資源エネルギー庁の調整官が泊村役場を訪れ、高橋村長に再稼働に向けた政府の方針を説明しました。泊原発3号機は原子力規制委員会の安全審査で合格しましたが、再稼働するには地元自治体の同意が必要となります。
資源エネルギー庁 山田仁 資源エネルギー政策統括調整官
「安全確保を大前提とした上で、脱炭素電源である原子力発電の活用は責任あるエネルギー政策を実行していくために欠かすことのできないものと考えています」。
泊村 高橋鉄徳村長
「地元の理解が得られるよう自ら全面に立ち、しっかり説明していただきたいと思います」。
資源エネルギー庁は泊原発周辺の神恵内村と岩内町、共和町に加えて、4日午後には鈴木知事にも政府の方針を説明し、それぞれ再稼働に向けた同意を要請する方針です。