朝採れとうもろこしを収穫から100分以内に 鮮度勝負!百貨店の熱き挑戦「100分コーンタイムアタック」
2025年 8月 4日 15:56 掲載
旬の季節を迎えたトウモロコシ。
札幌の百貨店が朝採れのトウモロコシを味わってもらおうと、収穫から100分以内に店頭に並べ、販売することを目指すタイムアタックに挑戦しました。
トマトやトウモロコシなど20種類以上の野菜を生産している札幌市清田区の高橋ファーム。
ここには今年、札幌市内では初めて収穫を迎えるというトウモロコシの新品種があります。
高橋ファーム 高橋信一郎さん)
「ミルキーシュガーという新品種なんです。こんな感じで先端まで実が入る。甘みがある。お客さんに言わせるとコクがあるからおいしいと言われているんですよね」。
暑さに強く、メロン以上の糖度があるというミルキーシュガー。
朝採れはさらに甘みが増しているといいます。
朝採れのおいしいミルキーシュガーをお客さんに届けたい。4日、畑を訪れたのは大丸札幌店の食品担当者です。
「3・2・1」
近江谷 真由 記者)
「100分コーンタイムアタックスタートです」。
通常、市場を通すと収穫から販売まで1日はかかるところを、100分に短縮するという今回のチャレンジ。食品担当の2人も収穫を手伝います。
大丸札幌店 菅谷 秀則さん)
「自分で採って販売するのは初めてなので販売する方としての思いは強くなりますね」。
近江谷真由記者)
「あと50分ほどしかありません。果たして間に合うのでしょうか」。
収穫したばかりのトウモロコシを積んだ車は清田区から中央区の大丸札幌店へと向かいます。朝の札幌中心部では渋滞も…
(店内に運び込み)
「お願いします。ありがとうございます」
近江谷真由記者)
「開店15分前です。トウモロコシが到着しました。次々と店頭に並べられていきます」。
渋滞もあり、店頭に到着したのは収穫からおよそ110分。10分オーバーとなりましたが午前10時の開店には間に合わせることができました。
「朝採れコーンいかがでしょうか」
開店早々、朝採れのトウモロコシを手に取る人の姿も。
東京からの観光客)
「きょう帰るんですが、東京に。コーン大好きなので、おいしいコーンが買えてうれしい」。
東京からの観光客)
「朝採れのコーンをあまり見る機会がないので楽しみです。食べるのが」。
大丸札幌店 菅谷 秀則さん)
(Q:買った方もいましたが?)
「早起きしてよかったです。採った瞬間が一番甘みがあるということなのでなるべく早めにお届けできればなと思います」。
大丸札幌店では5日も「100分コーンタイムアタック」にチャレンジし、朝採れのミルキーシュガーを販売する予定です。