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円山動物園 絶滅危惧種「マレーグマ」今年度中に2頭受け入れへ ”ウッチー”の死から教訓は

教訓は生かせるのでしょうか。おととしからマレーグマが居ない状態となっている札幌市の円山動物園が、今年度中に2頭を受け入れると発表しました。

円山動物園が新たに受け入れるマレーグマは、台湾の台北市立動物園で飼育されている姉弟で、姉の「小熊妹(シャオ・ション・メイ)」17歳と、弟の「熊覇(ション・バー)」17歳です。


■坂詰怜記者:
「マレーグマが入る獣舎です。いまは草が生い茂っていますが、今後、野生に近い環境に整備する予定です」

円山動物園では、1961年から長きにわたってマレーグマを飼育してきました。しかし、2015年に同居訓練中のメスの「ウッチー」がオスに襲われ死に、その後、飼育法などに問題があったとして札幌市の動物管理センターから改善勧告が出される事態となりました。

■札幌市円山動物園飼育展示・診療担当石橋佑規課長:
「身が引き締まる思いと言うんでしょうか、過去に大変な事案を起こしてしまったということもありますので、多くの方が注目されると思いますし、そこの部分に関して期待を裏切るようなことはあってはならない。」

円山動物園では、事故後も2頭のマレーグマを飼育していましたが、国内の繁殖計画が見直され、2019年にメスの「ハッピイ」が、2023年にはオスの「ウメキチ」が他の動物園に移り居ない状態が続いていました。

■札幌市円山動物園飼育展示・診療担当石橋佑規課長:
「安全性・動物福祉の観点から適切に進められるかどうか、できるかどうか、できているかどうか、実地も含めてペアリングするにあたっては、安全性に最大限配慮して進めていきたい」

絶滅危惧種に指定されているマレーグマは現在、国内で14頭しか飼育されておらず、海外から新たな血統のマレーグマを受け入れることで国内での繁殖にも期待が持たれています。小熊妹と熊覇は今年度中に円山動物園にやってくる予定です。

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