マダニに噛まれ道内で初の感染 60代男性「SFTS=重症熱性血小板減少症候群」に
2025年 8月 7日 17:42 掲載
道内で初めての感染です。道央に住む60代の男性がマダニに噛まれ、SFTS=重症熱性血小板減少症候群と診断されたことが分かりました。
道央に住む60代の男性は先月下旬、マダニに肩を噛まれていることに気付き取り除きましたが、その後、発熱や頭痛などの症状を訴えて病院を受診し、きのう「SFTS」と診断されました。札幌市保健所によりますと、男性は現在入院中ですが回復傾向だということです。「SFTS」は全国で亡くなる人が相次いでいる感染症で、道内で感染が確認されたのは今回が初めてです。保健所は屋外で活動する際は肌の露出を少なくし、マダニに噛まれるのを防ぐよう呼びかけています。