【注意】立ち入り禁止の防波堤 釣り中の大学生が海中転落 クーラーボックス浮きにして救助待つ 小樽
2025年 8月12日 08:44 掲載

12日未明、小樽市の港で釣りをしていた大学生が海に転落し消防に救助されました。転落事故があったのは立ち入り禁止の防波堤で、警察などが注意を呼び掛けています。
12日午前0時40分ごろ、「小樽築港の南防波堤から1人が海に落ちた」と海上保安庁に通報がありました。警察などによりますと、転落したのは実家に帰省中だった大阪府池田市の22歳の男子大学生で、投げ釣りをしていたところ前方にバランスを崩して海面から高さおよそ3mの防波堤から落ちたということです。
男子大学生は、友人が投げ入れたクーラーボックスを浮きにして防波堤にしがみつき、駆けつけた消防隊員が引き揚げました。男子大学生に、けがはありません。
事故があった防波堤は小樽市が立ち入り禁止にしいますが、人気の釣りスポットで事故当時も他に釣り人がいたということです。また、海上保安庁は転落事故に備え、釣り人にライフジャケットの着用を呼び掛けています。