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「テストのごほうびに」地元の子どもに30年愛される味 「できるだけ安く」親子でつなぐ手作りクレープ

30年変わらない秘伝の生地に…
ホイップクリームとバナナをのせ、チョコソースをたっぷりかけたクレープが一番人気のメニュー。

中学3年生:「チョコバナナホイップを買いました。きょうテストがあってごほうびに」

近江谷真由記者:「生地もちもち。軽いホイップクリームですね。バナナとチョコレートとよくあいます。パクパク食べちゃう。」

札幌市厚別区の住宅街にある手作りクレープの店「クレプリ」。トッピングはおよそ17種類。物価高の時代に290円からクレープを楽しむことができ、地元の子どもたちに大人気です。

クレプリ 大橋重喜店長(52):「ファミリーで来ますので、4つとか買うのでできる限りは安くしたいと思っているんですよね。子どもたちが焼いているところとか作っているところを真剣に見てくれる。」

利用客:「最近子どもがクレープにハマりだしたので。値段も良心的なので通いやすいなと思って。」
「いちごチョコホイップ味が好きです。生地がやわらかくておいしい。」
「孫に何食べたい?って言ったらクレープって。きのうも別な孫が来まして、きのうも買いに来ています。」

定番だけではなく季節限定のメニューも。手作りのきな粉もちが入った今しか食べられないクレープや…
冬のみ販売されるウインナーやキャベツなどが詰まったお好み焼き風のおやきも人気なんだそう。

「クレプリ」ができたのは、いまから30年前。現在店長をつとめる大橋重喜さんの母・みえ子さんが一念発起し、47歳の時に始めました。

クレプリ オーナー 大橋みえ子さん(76):「子どもが社会人になって、ひとりぼっちになったんですよ。若い人とお話をいつまでもしたくて始めたんですよ。」

みえ子さんは数年間クレープの研究を重ね、「クレプリ」をオープン。初日から多くの子どもたちが詰めかけました。

クレプリ オーナー 大橋みえ子さん(76):「僕来てたんだよ、私来てたのって小学校の時、高校の時、お客さんから言ってくださる。ええ、そうなのって昔話するの、ねぇ いいでしょう」。

今でもみえ子さんが店を手伝うこともありますが、2017年からは息子の重喜さんが勤めていた会社を辞め、店を引き継いでいます。30年にわたって地元の子どもたちに愛されてきた「クレプリ」。大橋親子が思い描く「クレプリ」のこれからは。

クレプリ 大橋重喜 店長(52):「40周年を目標にとりあえず1年1年やっていこうと思っています。」

母・みえ子さん(76):「40周年っていったら私86ですよ、どうなっているんでしょうね。(Q、まだまだ)まだまだですか?たまにのぞいてください。見に来てください」

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