「疲労で動けなくなった」北海道・大雪山の十勝岳で中国人男性2人が遭難 中腹の山小屋で自ら通報
2025年 8月13日 11:33 掲載

12日、北海道・大雪山の十勝岳で、東京と滋賀県に住む中国国籍の30歳代の男性2人が遭難し、警察に救助されました。
旭川東警察署によりますと、男性2人は12日午後4時に登山を開始し、午後6時15分に山頂に到着。その後、下山を開始し、中腹の山小屋に辿り着きましたが、午後6時50分頃、「疲労で動けなくなった」と自ら警察に通報し、救助を求めました。
2人は北海道警察の山岳遭難救助隊によって救助され、ケガはありませんでした。2人は軽装で入山していて、水や食料を持っていなかったということです。
警察は、十分な装備を整え、経験や体力に合わせて、明るいうちに下山できるスケジュールで登山するよう注意を呼び掛けています。