道南・江差町 ヒグマ注意報発表中に連日家庭菜園食い荒らす これまでの被害
2025年 8月13日 18:08 掲載
ヒグマ注意報が発表されている道南の江差町で、またスイカが食い荒らされているのが見つかり、警察などが警戒を強めています。
■加藤諒也記者:
「被害にあった畑ではスイカがに散らばっています。すぐ近くには住宅が立ち並んでいます。」
13日午前5時すぎ、江差町柳崎町にある住宅裏の家庭菜園で、スイカおよそ30個が食い荒らされているのをこの家に住む男性が見つけました。警察などによりますと、畑には幅およそ13cmのクマのものとみられる足跡が5つ残っていました。
■被害にあった男性:
「今までクマは来たことない。腹立つね。もう収穫だと思っていたのに。」
江差町では、先月下旬からクマによる農作物の被害が相次いでいて、道はきのう町内全域にヒグマ注意報を出しました。椴川町地区では3件、南が丘地区と中網町地区でそれぞれ1件、田沢町地区で少なくとも5件発生し、いずれもスイカやトウモロコシなどが被害にあっています。警察は早朝や夕暮れ、夜間には収穫作業などを行わないよう注意を呼びかけています。