何者かに石で源泉の湯を一部せき止められていたニセコの温泉旅館が40日ぶりに全ての温泉を再開
2025年 8月14日 12:00 掲載
後志の蘭越町の温泉旅館で、先月何者かが源泉の湯をせき止め一部使用できない状態が続いていましたが、14日全面的に営業を再開しました。
蘭越町にある「ニセコ五色温泉旅館」では、先月1日ごろ何者かが源泉の湯を石などでせき止め露天風呂を作ったため、湯の量が減り、2つある温泉のうち1つを休止していました。その後、石を取り除き、配管を調整したところ、湯の量が元に戻ったため14日、およそ40日ぶりに全ての温泉が利用できるようになりました。
ニセコ五色温泉を運営 佐藤観光 佐藤直樹 取締役:「お電話でも『大変だったね』とか『頑張ってくださいね』って言葉はたくさんいただいて、本当に感謝している。やっぱり待っていてくれたお客さまがいるので、本当に再開できてよかった。」
今回の被害を受け、旅館では新たに防犯カメラを設置しました。注意喚起の看板やバリケードの導入も検討しています。