クマに襲われ行方不明 20代男性の捜索再開 山にはまだ登山者が 警察が救助方法を検討 北海道・羅臼岳
2025年 8月15日 08:04 掲載
北海道斜里町の羅臼岳で、14日から行方不明となっている20代の男性の捜索が15日朝、再開されました。
永山友菜記者:「午前5時半です。いま山岳救助隊らが、山の中へと捜索に入っていきます」。
14日午前11時すぎ、斜里町の羅臼岳で友人と登山をしていた20代の男性が下山していたところ、クマに襲われました。男性は太ももから出血し、登山道脇の林の中へ引きずりこまれていったということです。警察などは、羅臼岳にいた70人ほどの登山者をヘリコプターなどで救助しました。
襲われた20代の男性は見つかっておらず、15日午前5時半に警察やハンターなど18人態勢で捜索を再開しました。警察によりますと、14日救助された人以外にも羅臼岳にはまだ登山者が残っていることから、救助の方法について検討を進めているということです。