【中継】羅臼岳で見つかった 遺体が運ばれた 斜里警察署前
2025年 8月15日 18:41 掲載
■永山友菜記者:
羅臼岳の登山口から車でおよそ1時間ほどの場所にある斜里警察署です。遺体は午後1時半過ぎ、被害男性のものとみられる所持品が発見された付近で見つかりました。通報のあった登山口から200mほど南西方向に離れた場所だということです。
現在こちらの斜里警察署で身元確認などが進められています。警察によりますと、遺体は埋められてはおらず、倒れている状況で発見されました。遺体の損傷状況は明らかになっていませんが、性別はまだ判断できていない状況だということです。遺体が発見された付近では午後1時過ぎ、メスの親グマ1頭と子グマ2頭が見つかり駆除されています。
■スタジオ 大野恵アナウンサー:
永山さん、その駆除されたクマというのはその後どうなったんでしょうか。
■永山友菜記者:
はい。クマは3頭ともヘリコプターで引き上げられ、その後野生動物の保護管理などを行う知床財団の施設へと運ばれました。
今後道総研でクマのDNAなどを分析し、男性を襲ったクマなのか調べるということです。