戦後80年 札幌駅前で赤紙配布「1枚で戦争に駆り出された不条理を知ってもらいたい」
2025年 8月15日 19:10 掲載
きょう、8月15日は終戦の日です。札幌駅前では市民団体が「赤紙」を配るなどして平和を訴えました。
80年前のきょう、日本が無条件降伏し第二次世界大戦が終わりました。JR札幌駅前では、午前11時ごろから市民団代が戦時中の召集令状「赤紙」を道行く市民に配り、核兵器の廃絶と反戦を訴えました。
■10代男性:
「昔の人たちが、僕と同い年でこの紙を貰って戦地に行ってたと思うと考えられない。」
■北海道平和婦人会・伝法谷恵子会長:
「赤紙1枚で戦争に駆り出された不条理を知ってもらいたいです。今だとそういうこと考えられないので、そういう時代だったことをとらえてもらいたいなと思います。」
市民団体は戦争の記憶が薄れぬよう、引き続き平和を訴えていくとしています。