北海道・斜里町の羅臼岳でクマに襲われたとみられる遺体が見つかりました。警察はこの遺体が東京の２６歳の会社員と確認されたと発表しました。

きょう（１５日）午後１時半ごろ、斜里町の羅臼岳で見つかった遺体は東京都墨田区の２６歳の会社員・曽田圭亮さんと判明しました。

曽田さんはきのう（１４日）羅臼岳を友人と下山中にクマに襲われ林の中に引きずり込まれ行方が分からなくなっていました。

１５日は朝から山岳救助隊やハンターなど１８人が付近を捜索し曽田さんの名前が書かれたカードや財布を見つけたほか催涙スプレーも発見していました。

午後になり周辺をうろつく親子とみられるクマ３頭をハンターが駆除。

斜里町によりますと曽田さんを襲ったクマの可能性が高いと判断したということです。

斜里町は知床連山登山道などをあすも閉鎖することを決めています。