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知床五湖・地上遊歩道の利用再開  羅臼岳クマ被害で一時閉鎖 登山口は引き続き閉鎖

知床半島・斜里町の羅臼岳で男性がクマに襲われた事故を受け、閉鎖されていた観光名所「知床五湖」で地上遊歩道の利用が118日朝から再開されました。

知床五湖の風景知床連山を背景に神秘的な湖が魅力の「知床五湖」。18日午前8時から、森の中を歩いて5つの湖を巡る地上遊歩道の利用が再開されました。斜里町の羅臼岳で14日午前11時ごろ、下山中だった東京都の会社員・曽田圭亮さん26歳がクマに襲われました。200mほど後ろを歩いていた曽田さんの友人が「助けて」という大声を聞いて駆け付け、一緒にクマを殴って抵抗したといいます。しかし曽田さんは、林の中に引きずりこまれてしまったということです。翌日、現場近くで遺体で見つかった曽田さん。警察は死因が「全身多発外傷による失血」だったと発表しました。

知床が世界自然遺産に登録されて20年。登山客がヒグマに襲われるのは今回が初めて。これを受けて知床五湖は、駐車場が救助のためのヘリポートとして使われるなどとして閉鎖されていました。17日、3日ぶりに電気柵で囲まれた高架木道の利用が可能に。18日朝、地上遊歩道も利用できるようになり、全面再開となりました。

■神戸からの観光客:
「びっくりしました。なかなかそういうことなかった。旅行の予定は前からあったので、入れることはうれしいが、十分安全に注意したい。」

羅臼岳では曽田さんが襲われた現場近くで、親子のクマ3頭が駆除されていて、道総研がDNAを分析して曽田さんを襲った個体か調べています。環境省などは、安全が確認されるまで羅臼岳への立ち入りを禁止しています。

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