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リコーダー日本一の高校生が帯広に!その美しい音色に思わず「泣けてきた…」 魅惑の演奏をたっぷりと 

北海道の何でも一番を紹介する「イチバン!」、今回はリコーダー日本一の高校生です。

帯広市都市農村交流センター。ここにリコーダーの愛好家が集まって、練習を重ねています。帯広市に住む松崎紅愛(くれあ)さんは、今年3月に東京で開かれた全日本リコーダーコンテストに出場しました。全国から選ばれたおよそ130の個人や団体が演奏を競い、松崎さんは高校生の独奏の部門で最優秀賞(花村賞)を受賞しました。

■リコーダー仲間「すごいです。とっても器用で演奏も繊細なんですよ」「演奏は頼っています。メロディーはきょうは紅愛がいたら大丈夫だねって」

何がそんなにすごいのでしょうか。演奏をお願いする前に、失礼ながら音楽の授業で吹いただけの森アナと比較させていただきました。
■森アナ「おっおっおっ!(音が出て大喜び)」「まあ、こんな感じですよね。リコーダーこんな感じです!」
■松崎さん「いいですね~」
(森アナの「♪ドレミファソラシド~」に続いて、松崎さんの「♪ドレミファソラシド~」演奏)
■森アナ「全然違う!すごーいきれい!」「綺麗に演奏するコツはなんでしょうか?」
■松崎さん「やっぱり息が震えちゃいがちなんですよ。怖がって。だから最初にしっかり息を吸って、よく吸ったらしっかり(音が)出るのでブレスが大事です」
■森アナ「どういう風に息吸うんですか?」
■松崎さん「鼻じゃなくて口をしっかり開けて」
■森アナ「(失敗して)あれっ!?やだー!!」

それではお待たせしました。リコーダー日本一の高校生、松崎紅愛さんの演奏です。
■松崎さん演奏♪(最優秀賞を受賞した演奏曲「アルトリコーダーのための12の無伴奏ファンタジア1番」)

■森アナ「ちょっとこみ上げてきちゃいました。泣きそうになった本当に。音が懐かしいからこそ、昔のことを思い出したりして、すごい心に刺さる演奏でした」

松崎さんがリコーダーを始めたのは小学校4年生のときです。リコーダークラブに通う友達が楽しそうで松崎さんもクラブに入りました。
■松崎さん「小学校4年生の時に初めて合奏でコンテストに出たんですけどその時の練習が辛かったですね。フレーズが吹けなかったりとか」「難しいけど、コンテスト終わるまで頑張ったら、だいぶ上達してきていて、みんなが知ってるようなジブリとか、難しい昔の曲とかも挑戦してできた時に、楽しいなって思います」

■父:聡さん「そんなはしゃぐ子ではないんですけど、何かに集中してやるといったら一途にやるような子です」
■母:江里子さん「何かやりたいと思ったらすごく凝り性。今は編み物にはまったりとか、色々凝ってやる」
一度、編み始めたら何時間でも編み続けてしまう松崎さん。集中したらうまくなるのはリコーダーも編み物も一緒だといいます。

■森アナ「花村賞(最優秀賞)を受賞していかがでしたか?」
■松崎さん「まさか私がもらえるなんてと思ってすごいびっくりして、しばらく実感がわかなかったですね」「最初の頃(地方大会)は全然(演奏が)うまくいかなくて、他の方の演奏を聴いて、そんなに自分できないなとか思って、辛かったですね」
■森アナ「そういう風に感じたときって辞めたくなったりしないんですか?」
■松崎さん「むしろ練習しようって思います。(練習して)自分で聞いてここうまくできたなとか、音きれいに出たなってときが楽しいです」
■森アナ「今後、将来的にどういう風になりたいとかってありますか」
■松崎さん「リコーダーをできれば続けたいなと思っています。大人になっても」

十勝の雄大な平野に透き通ったリコーダーの音がきょうも響き渡っています。松崎さんの活躍をこれからも応援していきます。以上イチバンでした。

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