江差町の家庭菜園でクマの食害相次ぐ トウモロコシ20本以上被害、足跡も確認 町民に早い収穫呼びかける
2025年 8月20日 15:56 掲載
北海道の江差町で家庭菜園のトウモロコシが20本以上食い荒らされているのが見つかりました。
クマによる食害とみられています。
前田愛奈記者)
「住宅のすぐそばにある畑です。トウモロコシがなぎ倒され、実の部分が食べられてしまっています」。
20日午前7時ごろ、江差町椴川町の住宅の家庭菜園で「食害にあっている」と近くに住む人から通報がありました。
警察によりますとトウモロコシ20本以上が食べられ、畑の中で幅20cmどのクマの足跡が確認されたことから、クマによる食害とみられています。
江差町では、7月下旬から家庭菜園での食害が相次いでいて、町は箱わなや電気柵の設置を進めているほか、町民にスイカやトウモロコシなどの農作物を早く収穫するよう呼びかけています。