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先月の津波警報の教訓は?“Lアラート”訓練 発信遅れた釧路市「複雑な作業を行うのは困難」

自治体が避難指示などの災害情報を伝えるLアラート。先月の津波警報で、釧路市はLアラートの発信が遅れました。その教訓が生かせるのか、22日に訓練が行われました。

■高橋海斗記者:
「釧路で震度6強の地震が発生した想定です。市の職員が避難指示や避難所の開設情報を、道の防災情報システムに打ち込んでいます。」

先月30日、ロシアのカムチャツカ半島沖の地震で道内に発表された津波警報。各地で津波が観測されました。釧路市では午前10時半に津波の第1波が観測されました。しかし…。避難指示の情報をインターネットなどで伝える「Lアラート」が発信されたのは、第1波の観測から約1時間後の午前11時35分。釧路市は発信が遅れた原因として、システムへの入力に時間がかかったと説明しています。こうした課題を踏まえ、22日に道や沿岸の市町村が行ったLアラートの訓練。地震や津波の発生を想定して、市町村がシステムに入力した情報を道が集約しました。釧路市では防災担当以外の職員も訓練に参加。避難指示などの情報は手入力でLアラートのシステムに打ち込みます。

■釧路市総務部防災危機管理課避難対策調整主幹・島田勇気さん:
「入力に時間がかかるシステムになっておりますし、事前にそういった情報が登録できない、文字制限があるといったところは、率直に北海道にも相談をしているところ。」

釧路市は訓練を行ったものの災害時にLアラートの複雑な作業を行うのは困難だとして、システムを管理する道と協議したいとしています。

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