北海道・倶知安町 外国人労働者らの住宅街開発計画 北海道農業会議は農地転用に問題はなく許可相当と判断
2025年 8月25日 18:34 掲載
後志の倶知安町で外国人労働者らが住む住宅街の開発計画をめぐって、25日、北海道農業会議は農地転用に問題はなく許可相当と判断しました。
倶知安町にあるおよそ2・7ヘクタールの農地では外国人労働者らが住む住宅街を開発する計画が持ち上がっています。
町によりますとこの農地は転用が原則認められている「第3種農地」で、農地転用のための複数の基準も満たしているといいます。しかし町の農業委員会では先月、農地転用に反対する意見書を道に送ることを全会一致で総会で議決しています。
一方で町の農業委員会が意見を求めた北海道農業会議では、25日、農地転用に問題はなく許可相当と判断しました。
これを受け町の農業委員会は北海道農業会議の意見と合わせて道に意見書を提出し農地転用を許可するか、道が10月上旬にも判断する方針です。